【SEKIRO】クリア後の感想
~死にゲー・・・それは己との戦いである!~
これは私が死にゲーをプレイする上での座右の銘である。
今回はフロムソフトウェア製 SEKIRO~SHADOWS DIE TWICE~(以後セキロ)のクリア後の感想を述べていきたいと思います。
まずは
~悪かった点~
カメラとターゲット
・カメラが壁にぶつかる→壁際の戦闘が意味不明
・ターゲットがどうでもいい敵にロックされる
・敵から敵へのターゲット移動の際、視点グチャグチャ
・ターゲットがよく外れる
正直、アクションゲームとしてはかなり痛い問題点ではあるがそれを補って余りある程の面白さがセキロにはある!
次に
~良かった点~
・チャンバラが楽しすぎる!
・鉤縄移動が爽快!
・やればやるだけ上手くなれる!
・忍殺かっけ~~ etc
ちなみに私はFPSをやらせればキルレ1が関の山。レースゲームも格ゲーもパズルゲームも人並み以下という始末w
そんな私がフロム過去作含めクリアする事が出来たのは、時間をかけて体と頭と指に敵の攻撃パターンを覚えさせ、そしてやっとの思いでクリアした時、他のゲームでは得られない達成感と満足感、そして次のステージへのモチベーションが異常なほどに跳ね上がるからだ。
「やっとボス倒したし今日はもう寝るか〜」と、頭では思っていてもその手はコントローラーを離せず、身体は前のめりで画面を凝視してしまう。
とは言ってもこのセキロ、PS4史上トップレベルの難易度を誇る事に変わりなく、本当に難しい!
その点ではフロム過去作を凌駕していると言えるかもしれない!
また、序盤の山場と言われるボスがいるのだが、そこでやっとこのセキロというゲームの基礎を叩き込まれる。
それまではステップ避け、ジャンプ避け、ゴリ押しでなんとか来れたものがここでは通用しない!
そう「弾き」である。
敵の攻撃にある程度ジャストのタイミング(ダクソのパリイよりは簡単)でガードをすることで発生する弾き。
これを駆使しなければここの序盤山場ボスやそれ以降の中ボスですら攻略するのが難しい。
ここでほとんどのプレイヤーが粗削りでも「弾き」をマスターするだろう。
それほどセキロでの戦闘において弾きはかなりのウェイトを占めている。
以降、弾きを多用し敵の体感ゲージを削り、忍殺までもっていく一連の流れが出来上がるのだが、中ボス・大ボスを撃破する際は必ずこの忍殺アクションが発生するためトドメの一撃で倒してやった感がとても気持ちいい!
尚、今作はレベル=強さではなくプレイヤースキル自体が強さに直結しているのも評価できる点ではないだろうか。
ソウルシリーズでいうレベル上げ(セキロではスキル取得に必要な経験値)に必要な繰り返しプレイに時間を割くことは少なく、マップ攻略やボス攻略に集中できるのは嬉しい!
ストーリーやUIに関しては好みがあるのでここでは詳しくは述べないが私はとても良かったと感じた。
~最後に~
過去にソウルシリーズをプレイしたものの途中で投げてしまった人や、積みゲーになっている人、少しでも興味のある人には是非プレイしていただきたい。
弾きが成功するたびにプチ脳汁は出るし、ボスのバリエーションこそソウルシリーズには劣るかもしれないが一筋縄ではいかない敵たち。
様々なスキルや義手忍具による立ち回りの多さ。
間違いなく神ゲーといえる!
SEKIRO SHADOWS DIE TWICE
気ままに満足度→95%